抄録
多視点画像とは1つの対象物を複数の方向から撮影した映像情報である.これは3Dテレビや3次元空間の形状復元,カメラのキャリブレーションといったものに利用される.3次元空間の幾何学的情報を得るには,多視点画像の対応点間に成り立つエピポーラ拘束が用いられる.この関係は基礎行列で表され,導出には対応点が8組以上必要である.対応点を求める手法としてSIFTなどがあるが,誤差を含む場合が多い.基礎行列を求める手法として拡張FNS法があるが,その誤差による精度の低下は避けられない.本研究では,色情報を用いて特徴量を記述するCSIFTとSIFTにおける基礎行列計算の精度の比較を行う.