抄録
印刷体文書をスキャンする際、スキャナを用いる方法が一般的であり、任意の範囲を読み取る場合にはハンディスキャナが使用される。しかしスキャンの際にはスキャナを接触させ、なぞるように使用しなければならない。よって湾曲しているもの、表面が平滑ではないもの、価値が高く接触させられないもの等に対しては使用が困難である。そこで本研究ではWebカメラによる印刷体文書取得法を提案する。Webカメラの移動に応じてスキャン対象の一部の画像を取得していき、その後取得した複数の画像を連結することで対象全体が映っている1枚の画像とする。これにより非接触のスキャンが可能となり、形状を問わず印刷体文書の取得が可能となる。