抄録
一般にトマト熟度の判定は人の目視に委ねられ、着色程度と重量によって行われている。最近、トマト表面の分光反射率に着目し時間変化を解析した研究も行われている。しかし、特殊な計測装置と解析が必要である。本研究は、デジタルカメラとパソコンだけで手軽にトマトの成長過程を判定する各手法を次のように提案する。1)階層型ニューラルネットワークを用いたトマト表色値の学習認識テストによる熟度判定。2)細線化した極僅かなトマト表面積から抽出した色相による熟度判定。3)色相に基づく最近傍法決定則による熟度判定。これらの手法を比較し考察する。