抄録
自動車事故の原因の中で安全運転義務違反が約74%と特に多く,内16%が脇見運転と事故原因の一部を占める.脇見自体は運転者の心掛けによりある程度防げるが,それだけで事故を防ぐには限界があり,それを補う為事故そのものを回避するシステムや,運転者に対し警告を促す事故防止システム等の様々なアプローチがなされている.脇見運転を防止するためには運転者の顔の姿勢を自動且つ迅速に検出する必要がある.本研究ではまず最適パターン光投影法三次元画像計測技術により運転者の顔の三次元計測を行い,次に顔の三次元形状から鼻や頬などの顔部品の位置を検出し,位置関係を用いて顔角度を計算する.