電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2A-10
会議情報

ベクトル磁気特性の応力依存性を考慮した解析の基礎的検討
瀬々 真吾戸高 孝榎園 正人
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
電気機器に使用されているモータには電磁鋼板が使用されている。電磁鋼板を加工し、モータを作成するまでの加工プロセスにおいて、打ち抜き、積層、かしめなどの様々な残留応力発生要因が存在する。また、電磁鋼板の磁気特性として、従来まではその特性をスカラー量で評価されていたが、本来、それはベクトル量であるため、正確にその現象を表現できていなかった。上記のことから、電気機器の設計におけるシミュレーションにて高精度の結果を得るには、電磁鋼板の応力依存性とベクトル量で評価した磁気特性を考慮することが必須であるといえる。本論文では、電磁鋼板のベクトル磁気特性とその応力依存性を考慮した磁気特性解析の検討を行う。
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top