電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-2P-02
会議情報

正準相関分析による顔表情画像のファジィメンバシップ値の推定
有田 繭子王 楠坂本 博康
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
正準相関分析(CCA)を用いて,顔表情画像の主観評価値の各クラスへのメンバシップ値(帰属度)を求める方法について検討した.複数の被験者に,各表情画像の快不快,覚醒沈静の度合いを指定してもらい,その平均値を主観評価値とする.顔表情画像と主観評価値から,学習データ群の主観評価値5段階のクラスへのメンバシップ値を計算する.この値は0から1の値を取る.CCAもしくはカーネルCCAによって,顔表情画像とメンバシップ値との相関関係を解析し,テストデータのメンバシップ値を推定した.この結果,テストデータの実際のメンバシップ値と推定値との平均2乗誤差は0.18程度となり,高い精度が得られた.
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top