電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-1P-16
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微小位相差計測に適した自動振幅調整回路の検討
*野口 卓朗深井 澄夫清水 暁生石川 洋平
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抄録
近年、位相差を比較する回路は多くの分野に応用されており、重要な回路の1つである。通常、位相差の計測にはロックインアンプやネットワークアナライザ等が用いられるが、これらの計測機器は大型で高価である。そこで、我々は減算器を用いた微小位相差計測回路、及び計測時間短縮のためFPGAを用いた自動振幅調整回路を提案した。しかし、自動振幅調整回路を付加した場合には、微小位相差計測において十分な精度が得られていない。本発表では、提案した回路について述べ、より高精度な自動振幅調整回路について検討する。また、微小位相差計測技術を用いた応用例についても考察する。
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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