電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-2A-04
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市街地における傾斜地エリア伝搬損失特性の実験検討
*大平 智弘行衛 秀明瀬尾 高徳市坪 信一秦 正治冨里 繁
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抄録

我が国の市街地周辺のサービスエリアでは住宅が傾斜地上に広がっていることが多いため,基地局から1km程度の距離にある傾斜地での伝搬損失補正法として,藤谷モデルが提案されている.本検討では,戸畑地区の傾斜地 (椎の木町周辺) へ藤谷モデルを適用する場合について,実測データに基づいて検討したので報告する.検討の結果から,藤谷モデルで検討された傾斜地と異なる傾斜地においても,基地局アンテナ端と測定点のなす角θmは補正式に用いるパラメータとして有効であることが明らかとなった.

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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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