電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-02
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非接触電力・信号伝送技術の開発:非接触信号の伝送に関する検討
*陳 浩崔 さん羅 捷軍津野 徹池沢 聡植田 敏嗣
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抄録
新たに開発した非接触電力・信号伝送方式は、磁気コアとそれを貫通する非接触の導線から構成され、電力および信号伝送をこれらの磁気結合を介して双方的に行うシステムである。一方、現状のCAN、LIN等の方式はコネクタ接続が必要であるため、水中などの悪環境下では接続部の破損等による故障等の問題がある。電磁誘導方式、磁界共鳴方式、電波通信方式等はこれらの問題を解決する手段と考えられるが、コスト、信頼性、伝送距離等に問題がある。 本研究では、前述した非接触電力・信号伝送方式によりこれらの問題を解決した。本システムでは、20kHzで電力を伝送し、100kHz~400kHzで信号を伝送するシステムを開発した。信号伝送には市販のPLCを使えるシステムとした。
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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