主催: 電気関係学会九州支部連合会
会議名: 平成25年度 電気関係学会九州支部連合大会
回次: 66
開催地: 熊本大学
開催日: 2013/09/24 - 2013/09/25
太陽電池モジュールの診断方法としてI-V特性測定、温度分布計測、断線探査などが行われ ているが、故障要因の判別や診断精度、所要時間などに課題がある。本研究では太陽電池モジュールの故障劣化診断法として、誘導コイルを用いてモジュール内のセルを外部から励振する方法を提案する。 太陽電池モジュール内の特定のセルの上に保護ガラス表面からコイルを置き,コイルに高周波信号を印加し,モジュール出力端子で測定する。セル毎に信号を印加しモジュール出力の測定信号の変化を調べることによって故障・劣化を診断する。実験の結果、出力端子での高周波信号振幅において、コイルで故障セルと正常セルを励振した場合では両者に差異が見られた。