主催: 電気関係学会九州支部連合会
会議名: 平成25年度 電気関係学会九州支部連合大会
回次: 66
開催地: 熊本大学
開催日: 2013/09/24 - 2013/09/25
近年水中放電プラズマの、殺菌、有機化合物の分解などへの応用が、環境にやさしい手法として関心が高まって来ている。これらの応用はパルス放電により発生するOHラジカルやH2O2などの化学物質の酸化作用によるものである。そこで、水面上繰り返しパルス放電におけるOHラジカルの生成速度を知るため、OHラジカルの再結合から出来るH2O2の生成速度を比色分析により測定した。また、有機化合物の分解能力を、オレンジ染料の色の変化で評価した。なお、溶液はpHの変化を抑制するリン酸緩衝溶液と、KCl溶液の2種類を用いることで、pHの変化によるそれぞれの値の影響を調べた。