電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-02
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リン酸緩衝溶液およびKCl溶液へのパルス沿面放電におけるpHの化学物質への影響の調査
*長岡 秀剛吉原 和希Ruma Ruma佐久川 貴志Lukes Petr秋山 秀典
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抄録

近年水中放電プラズマの、殺菌、有機化合物の分解などへの応用が、環境にやさしい手法として関心が高まって来ている。これらの応用はパルス放電により発生するOHラジカルやH2O2などの化学物質の酸化作用によるものである。そこで、水面上繰り返しパルス放電におけるOHラジカルの生成速度を知るため、OHラジカルの再結合から出来るH2O2の生成速度を比色分析により測定した。また、有機化合物の分解能力を、オレンジ染料の色の変化で評価した。なお、溶液はpHの変化を抑制するリン酸緩衝溶液と、KCl溶液の2種類を用いることで、pHの変化によるそれぞれの値の影響を調べた。

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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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