電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-05
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水面上放電を用いた過酸化水素生成における電極間距離の影響
*吉原 和希Ruma Ruma長岡 秀剛Hosseini Hamid佐久川 貴志Lukes Petr秋山 秀典
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抄録
近年,産業の発達や人口の増加により汚染された水を処理することは重要な課題となっているため,環境に優しい水処理の手段として水面上放電プラズマなどを用いた水処理方法が研究されている.本研究では化学プローブ法で過酸化水素を計測し,水面上放電プラズマの化学特性を調べた.この水面上放電プラズマはストリーマチャネルが水面に沿って進展する.電極は針対平板電極を用い,磁気パルス圧縮方式のパルス電源を用いて正の電圧を印加した.パルス繰り返し周波数は1000 pulses per secondまで変化させて,針電極と水面間の距離が過酸化水素生成に与える影響を調べた.針電極と水面間の距離による過酸化水素生成量の大きな差は認められなかった.
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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