抄録
デジタルサイネージはIT技術の進化に伴い、様々な場所で目にする機会が増えてきた。このシステムはインタラクティブコンテンツと組み合わせることで注目度を高め、効果的に情報を提供することが可能となる。我々の研究室では、TVカメラを用いたインタラクティブコンテンツを床面に表示する案内システムを提案してきた。これは歩行者の進行方向に応じてコンテンツの内容及び表示方向を変化させるものである。これまでは2方向(右左あるいは上下)にのみ対応したシステムを提案していたが、今回はこれを拡張し、8方向に対応したシステムの提案を行う。