抄録
本稿ではマルチフォントに対応する文字認識手法として、文字画像のグラフ化による特徴抽出およびグラフの類似度によるクラス識別を用いることを提案する。グラフ化においては、画像として与えられた文字のパターンからSURF(Speeded Up Robust Features)を用いて特徴抽出を行い、SURF特徴点をひとつのノードとみなして相対近傍グラフとなるように連結する。グラフの類似度を測る尺度には編集距離を用いる。例として、26文字のアルファベットを認識対象とし、約7000種類のフォントから得たデータセットに対してこの手法を用いた結果を示す。