電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
セッションID: 10-1A-07
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ランダムグラフにおける最大2-クランのサイズ
*土井 悠也朝廣 雄一宮野 英次
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抄録
無向グラフのクリークとは,任意の2頂点間に辺が存在する部分グラフのことである.最大クリーク問題とは,無向グラフにおいて最大のクリークを探索することを目的とする問題であり,数多くの研究が行われている.ランダムグラフとは,頂点数nと辺連結確率pというパラメータを決定し,n個の頂点に対して任意の2頂点の組を確率pで辺連結することで生成されるグラフである.このランダムグラフにおける最大クリークのサイズは,ランダムグラフの生成パラメータと密接な関係があることが知られている.本稿ではクリークの拡張モデルである直径2-クリークおよび直径2-クランのサイズと,ランダムグラフの生成パラメータとの関係性を考察する.
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© 2014 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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