電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-1A-02
会議情報

マイクロバリスタを用いた非線形抵抗材料によるガス絶縁機器の電界緩和
*松岡 直哉森 匡史米須 大吾小迫 雅裕匹田 政幸石辺 信治
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
環境保護やコスト低減などの観点から、GIS(ガス絶縁開閉装置)の小形化のための新技術として、マイクロバリスタを用いた非線形抵抗材料(NRM)も、絶縁物の電界緩和の手段として、気中絶縁での検討例とともに報告されている。しかし、NRMはその非線形抵抗特性のために、過度の電圧に対しては大きな電流が流れて破損する可能性がある。GISは、気中絶縁機器と比べて使用電界が高いためNRMの特性に注意が必要であるが、これまでNRMによるGISの電界緩和に関する報告は殆んど無い。そこで、気中絶縁機器より使用電界が高いGISへ適用する際のNRMの特性の明確化を目的に,第一ステップとしてNRM特性と電界緩和効果の関係を検討したので報告する。
著者関連情報
© 2014 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top