電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-07
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DC-ACインバータ及びコッククロフト・ウォルトン回路を用いた放電プラズマの基礎特性
*佐藤 雄樹佐野 祐馬島元 世秀
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抄録
大気中の放電プラズマは大気汚染物の除去,滅菌など多岐にわたる分野で研究開発が行われており、日々技術が進歩している。コッククロフト・ウォルトン回路は原子や電子などの小さい粒子にエネルギーを与え、荷電粒子を加速する装置などに使用されている。スイッチにより電圧を制御して,DC-ACインバータの出力電圧をコッククロフト・ウォルトン回路に投入し,正極性の直流高電圧を生成した。本研究では,小型高電圧発生装置を作製し,密閉型針対平板電極系リアクター内の短ギャップ長による放電プラズマの基礎特性に関する実験を行った。印加電圧が約1kVでコロナ放電が開始し,コロナ電流は正の値で約0.01μAと負の値で約-0.17μAの脈動があった。
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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