電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-1P-13
会議情報

キャリブレーション回路を付加した多出力ニューロンMOSカレントミラーの検討
*中山 恭綺野口 卓朗石川 洋平清水 暁生深井 澄夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々の研究室では低電源電圧で動作する14bitカレントステアリング型D/A変換器(DAC)に関する研究を行っており、電流源に多出力化したニューロンMOSカレントミラー(νCM)を用いている。νCMはνMOSFETとトランスインピーダンスアンプを用いた回路で、低電圧で動作し、高いミラー精度を実現できる。しかし、νMOSFETの閾値電圧が変動したとき、多出力νCMの出力電流も変化してしまう。そこで本研究では、キャリブレーション回路を多出力νCMに付加した回路を提案する。キャリブレーション回路により多出力νCMにおけるνMOSFETの閾値電圧ばらつきを補正し、出力電流を制御できることをシミュレーションにより確認した。
著者関連情報
© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top