主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 68
開催地: 福岡大学
開催日: 2015/09/26 - 2015/09/27
磁気ナノ粒子の表面に検査試薬や薬剤等を結合したものは磁気マーカーと呼ばれている。磁気マーカーを体内に注入し、その磁気信号を検出することで癌等の疾病領域を高感度・高空間分解能に画像化する磁気ナノ粒子イメージング技術が医療診断において注目されている。本研究では、センチネルリンパ節生検への応用を想定した磁気ナノ粒子イメージングシステムの開発を目指し、傾斜磁界(場所によって磁界強度が変化する磁界)を用いてFFP (Field Free Point) を作りだすことで、空間分解能の改善を図った。また、シフトコイルを用いて電気的にFFPを走査することで、高速かつ高空間分解能に磁気ナノ粒子イメージングを行う電気的走査法を開発した。