電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2A-02
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パルスアーク放電を用いた二酸化炭素分解によるカーボン微粒子の創製
*池田 侑司今坂 公宣
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抄録

 近年、地球温暖化に対する対策が幅広い形で行われている。その中には、二酸化炭素を分解することで、二酸化炭素量を減らす方法がとられている。本研究では、パルスパワー放電を用いて二酸化炭素を炭素と酸素に分解し、二酸化炭素の削減に繋げる。また、その分解した二酸化炭素からカーボン微粒子という物質を取り出すことを目的としている。カーボン微粒子とは、IT、環境技術、バイオテクノロジーにいたる幅広い分野で使用されている物質である。パルパワー放電では、MPC回路を用いて、電極間に二酸化炭素を流すことや、高周波における高繰り返し放電を行うことで、分解後の炭素と酸素の再結合を防ぎ、カーボン微粒子の生成効率の向上を測る。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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