電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2A-08
会議情報

気象条件とPM2.5濃度が気中放電電流波形に及ぼす影響の基礎検討
*園田 豊朗友枝 渉吉田 圭佑大塚 信也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

GISの絶縁媒体であるSF6ガスは、絶縁性能および消弧性能が優れているが、地球温暖化係数(GWP)が22800と高いなどの問題点もある。このような環境面の配慮から、近年SF6代替ガスが注目されており、乾燥空気を用いた電力機器などが開発されている。筆者らは、これまでSHF帯までの部分放電(PD)電流パルス波形を正確に測定できる超広帯域測定装置(SHF_PDPW)を構築し、PD電流パルス波形を詳細に検討している。本論文では湿度、圧力、PM2.5濃度の異なる大気環境においてPD電流パルス波形測定を行い、電流ピーク値、立ち上がり時間等のパラメータについて統計的に検討した。

著者関連情報
© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top