電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 14-1A-09
会議情報

スピーチマスキングシステム用ブートストラップ型マスカーの了解度
*小林 洋介
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
スピーチプライバシー保護のために,本人の音声から合成した聴取妨害音(マスカー)は妨害効果が高いことが示されている。著者らは,少数の取得音声サンプルから効率よくマスカーを合成するために機械学習分野でのブートストラップサンプリングを応用したマスカー合成法を提案している。このマスカーについて,従来型のマスカーとの音声了解度を評価した結果,提案法は特にTMRが0~dBの時に従来法よりも了解度が0.39低下し,充分なスピーチプライバシー保護効果があることが確認された。
著者関連情報
© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top