抄録
筆者らは次世代航空機の耐雷技術開発の一環として、ファスナと呼ばれる金属製ボルトが取り付けられているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)供試体を対象に、雷撃試験におけるファスナ周辺でのスパーク現象を光学測定技術により検出、評価している。これまで、大気中および発火性混合ガス中雷撃試験において、スパークおよびスパーク点火現象を同光学測定技術により検出、評価を実施し、特徴的な発光スペクトルを観測した。本論文では、この発光スペクトルに関する基礎検討として、大気中で雷インパルス電圧をCFRPブロックサンプルに印加した。