電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2A-07
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口形極点に基づく連続黙声母音認識への連続音間での相関パラメータ導入の効果
*黒木 菜緒永井 秀利中村 貞吾
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抄録
我々は声を出さずに発話した内容を口唇周辺の表面筋電に基づいて認識する研究を行っている.従来の研究では,母音においては個々の発声の独立性が高いであろうとの予測に基づき,口形が明確に形成された時点を口形極点として表面筋電信号から推定した.そして,その位置での特徴を用いて連続母音の認識を試みた.しかしながら,認識実験では,後続母音は先行母音の影響を受けると考えるべき結果を得た.そこで本研究では,先行母音と後続母音とでの特徴量の相関もパラメータに含めて認識実験を行った結果について述べる.
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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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