抄録
近年、脳科学や医療分野において、半導体技術の進歩により脳疾患治療、脳機能解明やBrain-Machine Interface(BMI)などの研究が盛んに行われている。生体信号計測の高度化が強く。計測信号の多種化、多極化、機能の高性能化に向けた取り組みが行われている。我々は、種々の脳波を記録できる多機能集積化脳神経プローブシステムの開発を進めている。生体に装着または埋植して長期記録・刺激を行うデバイスでは、高性能化が招く消費電力増加による発熱が細胞にダメージを与えないよう監視・保護する機能が必要となる。本研究では脳神経プローブシステムの発熱による生体へのダメージを防ぐことを目的とした過熱保護に用いる温度検出回路の構成の提案と評価について述べる。