抄録
HTTP通信ではクライアントのHTTPリクエストに対して,WEBサーバはHTTPレスポンスを返す.WEBサーバに対する攻撃は,DoS攻撃やクロスサイトスクリプティング(XSS)などがある.XSSによりWEBサーバはマルウェアの感染源となる危険性があり,そのサーバから感染したホストは踏み台となる可能性がある.以上から,HTTPを利用した不正な通信への対策が必要である. 本論文では,大分大学のTCP/80番ポート宛の通信についてTCPコネクション情報をクラスタリングにより,通常ユーザの通信とプログラムによる自動化された通信に分類することを目的とする.また,クラスタリングの特徴ベクトルにHTTPヘッダを含める場合も分析する.