電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2A-04
会議情報

プレイアウト中の統計情報を用いた囲碁の見合い検出
*石田 竹至中村 貞吾
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では,モンテカルロ碁におけるプレイアウトからの新しい情報抽出を提案する.囲碁には,2点のうち少なくとも1点を先取すれば良い「見合い」という概念がある.囲碁上級者はこれを理解しており,「見合い」の考え方を囲碁プログラムに用いることで探索空間を大幅に削減してくれることが期待される.そこで,プレイアウトから2点を先取した場合の勝敗情報を抽出し,それらの情報を元に見合いを検出する手法を提案する.また,得られた見合い情報を用いてプレイアウトを改善し,性能を評価する

著者関連情報
© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top