抄録
近年、直流分散型電源システムが機器内部や大型の電力システムにおいて広く採用されている。これらのシステムでは、それぞれの負荷直近にDC-DCコンバータ等が接続されている。もし、各負荷の状況を集中監視、制御する場合、制御線が必要となりシステム全体が煩雑となる。そこで、各負荷直近のコンバータが電力線経由で通信可能となれば制御線を削減でき簡素化を図ることができる。本稿では、従来のDC-DCコンバータの制御回路をわずかに修正するだけで容易に電力線通信が可能となる手法を提案し、回路シミュレーション及び実験によりその有用性を示した。