電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-05
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表面プラズモン共鳴センサを用いた疑似尿中ホモバニリン酸の検出
*野寄 朋彦枝田 拓也小野寺 武都甲 潔
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抄録
がんは,昭和56年から現在に至るまで日本人の死因の第一位となっている.がんの治療・治癒には早期発見が最重要であり,簡便に検査でき,高精度でがんを検出する方法が求められている.現在,がんの検出方法は,液体クロマトグラフ装置等を用いて患者の血液・尿からがんを特定可能な有機化合物(以下,腫瘍マーカ)の含有量が基準値を外れた場合に,がんを疑い病理検査等で,数日を要してがんの有無を判断する.本研究では,簡便に採取できる尿中に存在する腫瘍マーカのホモバニリン酸に着目し,短時間で検出可能な表面プラズモン共鳴(SPR)センサと抗原抗体反応を組み合わせて検出を試みた.
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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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