主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 69
開催地: 宮崎大学
開催日: 2016/09/27 - 2016/09/28
現在、真空紫外域よりも短い波長域でフェムト秒オーダーの超短パルスを得るためには気体媒質を用いた高調波発生が有効であるが、変換効率が低いため実用的ではない。そこで本研究では、赤外の高強度レーザーの高調波発生により発生した波長126 nmの超短パルス真空紫外光を、光電界電離励起によって生成したアルゴンエキシマを用いて増幅する超短パルス真空紫外レーザーを提案している。 現在、アルゴンエキシマ増幅器に中空ファイバーを導入し、アルゴンガスを封入した中空ファイバー内に励起レーザーを集光照射し、伝搬させることによって利得長を伸長することを試みている。