主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
宮崎県で作られる「完熟マンゴー」は恵まれた環境によって高品質であると評される一方,収穫後に表皮を腐敗させる炭疽病が発病することで,信頼性の低下が問題となっている。著者らは,放電プラズマとミストによって生成したオゾンやOHラジカル等の活性種によって本病害の防除を目指している。本報では,マンゴーに対しオゾンの曝露量を統一して殺菌処理を行った場合に発病の遅延と表皮に及ぼす影響について検討した。その結果,表皮への影響を考慮しつつ十分な殺菌効果を得るという観点から,適切なオゾン濃度及び処理時間が存在することを明らかにした。