電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-06
会議情報

非可動式分岐部を有する磁気浮上装置の検討
*村上 僚太柿木 稔男高田 昂季山口 仁
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

二次電池で動作する省エネルギー、低コスト、低公害の小型の磁気浮上搬送装置の研究をしている。本装置の磁気浮上体の特徴は、浮上用磁石に永久磁石を組み込んだ複合磁石を用いている。これを浮上体の4点に設置し、少ない電力で安定浮上させることに成功しており、本研究では磁気浮上体を非接触で軌道を切り替える研究を行うことを目的としている。本実験では磁気浮上搬送装置に分岐用電磁石を実装し,電磁石の吸引力特性や軌道の切り替え実験を行った。実験の結果、目標とする吸引力が得られ、製作した分岐用電磁石で手押しでの軌道切り替え実験に成功した。

著者関連情報
© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top