電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-04
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ボイド含有エポキシ樹脂製テストピースにおける部分放電劣化
*小田 浩史迫田 達也渕上 正樹相島 武西村 豪志
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抄録

エポキシ樹脂などの絶縁体でモールドされた固体絶縁機器では,製造時の注型作製過程において樹脂内にボイド型欠陥が生じてしまうことがある。同欠陥内部での部分放電の挙動及び発生から故障に至るまでの過程を明らかにすることは,固体絶縁モールド機器の安全・長寿命設計を行うために重要である。そこで本研究では,電力機器のエポキシ樹脂部分にボイドがあった場合に,部分放電によりボイドが成長し,最終的に短絡するまでの寿命特性を明らかにすることを目的としている。本報では,ボイド含有エポキシ樹脂製テストピースにおいて,部分放電による浸食速度を調べた結果について述べる。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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