電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-16
会議情報

低インピーダンス負荷への印加を目的とした大容量インパルス電源の開発
*後藤 兼蔵上野 崇寿古川 隼士佐久川 貴志
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

滅菌を目的とした電気的応用は,プラズマを直接用いる方法からプラズマによる生成物を用いる方法,高電界を用いる方法等,様々な手法が挙げられるが,いずれも対象が低インピーダンスであることが多い.そこで本稿では,低インピーダンスである菌懸濁液への印加を目的とした,高電圧かつ大電流のインパルス電源の開発を行った.市場流通のある入手容易な高耐圧の半導体素子を複数個,直列接続または並列接続し,その特性を確認した.MOSFETの直列接続ならびにIGBTの並列接続を行ったインパルス発生装置を作成し,最大電圧9kV,最大電流170Aのインパルス電圧を確認した.

著者関連情報
© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top