電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1P-01
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Java3Dと3次元FDTD法に基づく電磁波シミュレータ
*田中 滉人工藤 孝人
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抄録

本研究では,Java3DとFDTD(Finite Difference Time Domain)法に基づく電磁波シミュレータの開発を行っている.Java3DはJavaの拡張子としてSunMicroSystemsによって開発された,3Dグラフィックス用のAPIである.したがって,Java3Dプログラムはさまざまなタイプのコンピュータ上で実行可能である.また,FDTD法はマクスウェルの微分方程式を差分化し,時間領域で解く方法であり,K.S.Yee によって電磁波解析に初めて応用されて以来,計算機の発達とタイミングを合わせて発展してきた.本稿では,3Dグラフィックスによる電磁波伝搬の可視化を目指し,Java3Dを用いて疑似3次元空間における半波長ダイポールアンテナやアレイアンテナからの放射界をアニメーションにより表現した.

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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