脳神経外科ジャーナル
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特集 良性脳腫瘍の基本的治療方針—機能温存のために—
頭蓋咽頭腫に対する手術到達法選択の重要性
後藤 剛夫國廣 誉世森迫 拓貴川上 太一郎寺川 雄三露口 尚弘山中 一浩大畑 建治
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2014 年 23 巻 1 号 p. 12-19

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抄録
 術前画像診断や, 手術手技, 手術機器が進歩した現在も頭蓋咽頭腫に対する治療は非常に難しく, 議論が分かれるところである. また手術法についても, 経蝶形骨洞到達法, 経眼窩頬骨弓到達法, 経大脳間裂経終板到達法, 経側脳室到達法, さらに経錐体到達法などさまざまな報告がなされている. われわれは頭蓋咽頭腫を発生部位に基づいて, 4つに細分類し, 病変に応じた手術法を選択している. 本論文では, われわれの細分類および手術法選択基準を紹介した.
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© 2014 日本脳神経外科コングレス

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