侵襲の少ない慢性硬膜下血腫の治療 —経皮的硬膜下穿刺による「血腫と酸素の置換術」の実践的な手技—

青木 信彦; 岡田 隆晴

doi:10.7887/jcns.23.249

抄録

著者らは低侵襲で高齢者に優しい治療として経皮的硬膜下穿刺を開発し報告してきた. その究極的な応用として, 血腫の完全な除去を目的に, 生理食塩水での洗浄によるのではなく, 酸素による置換を考案し, 多数の症例を治療してきた. ここではその具体的な手技について解説するとともに, ポイントとなるコツについても言及した.

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