Graduate School of Engineering, Hokkaido University
Faculty of Engineering, Hokkaido University
2018 年 67 巻 11 号 p. 457-461
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高温の模擬淡水中における金属カチオンによる軟鋼の腐食への影響を浸漬試験と電気化学インピーダンス分光法(EIS)により調査した.浸漬試験から,金属カチオンにより腐食速度は影響をうけること,Zn2+を含む模擬淡水中の腐食速度が最も低ことが明らかとなった.走査型電子顕微鏡(SEM)により腐食試験前後の試料表面形態変化を観察した.電荷移動抵抗(Rct)とXPSの結果から,Zn2+に由来する層が鋼表面に存在し,この層の存在が不働態皮膜の耐食性の理由であることが示唆された.
防蝕技術資料
防蝕技術
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