日本教科教育学会誌
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小学校家庭科における個性化を支える学習過程と集団の役割 : (第2報)個と集団が学びあう学習過程と学習者の変容
榊原 典子南 佳子
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2005 年 28 巻 1 号 p. 21-29

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抄録
本研究の目的は,集団との学習の共有が個の学習へもたらす有効性を,小学校家庭科の実践的な授業を通して明らかにしようとするものである。第1報で明らかにした個や集団の学習者特性および個や集団が生きる家庭科学習過程構想の指針を受けて,本報では,まず個性化をはかる個の課題追求学習とそれを支える多様な集団との交流学習の場面を組み合わせた個と集団が学びあう課題解決的な小学校家庭科の学習過程を構想して提示した。またその授業実践を通して学習者自身が個や集団の学習をどのように評価したかを明らかにするとともに,先の学習者特性とあわせて分析することで,学習の個性化を支える学習集団の役割と個性に応じた学習のあり方を考察した。
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© 2005 日本教科教育学会
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