日本教科教育学会誌
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「国語・日本語教育史」から得られる「言語の基礎理論」
村井 万里子
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2016 年 39 巻 3 号 p. 91-96

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抄録
現下国語科教育の課題は「学力低下」に深く関わる「学びの形骸化=ごまかし勉強」の蔓延である。国語・日本語教育史のなかで生まれた「対話環」理論と「形象理論」を統合した「形象-対話環」理論は,「学びの形骸化」を克服する有力な手段となりうる。「形象-対話環」理論は,実践を創出するための理論ではなく,現場の生み出した実践事象を基礎づける「基礎論」である。「基礎論」及び基礎づけの「方法論」には,普遍性と,変化する時代への適応・進化とが求められる。
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© 2016 日本教科教育学会
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