ドローンに代表されるUAV(Unmanned Aerial Vehicle)を用いたリモートセンシングが普及しつつあり,水稲栽培においてはSPAD値の推定技術の確立が求められている.本研究ではRGB画像を基にしたSPAD値の推定方法について検討した.農家圃場にて穂揃い期に測定したSPAD値に対して重回帰分析をしたところ,RGB画像のGの平均値とBの平均値,もしくはLab色空間への変換によるbの平均値と標準偏差が変数として選択された.Lab色空間を用いた推定はRGBを用いた推定よりも決定係数が高く,明度を分離することができるなどが利点であると考えられた.これらの結果は葉色板を用いた検討からも妥当性が示唆された.今後は葉の画素の抽出と反射率を用いた一般化が課題であると考えられた.