著者所属:新潟大学
2000 年 69 巻 1 号 p. 12-19
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ダイズ個体群の純生産に関わる要因のうち, 栽植密度, 栽植様式, 草型, 葉の調位運動と光合成の要因についてまとめてみた.栽植密度の試験より, 収量は主にm2当り莢数と粒数に強く支配されていることが, また栽植様式の試験より, 収量は畦間を広くして株間を狭めると減少することがわかった.草型については, ラケット型を示すミヤギシロメの特徴を収量を高めることに利用した.光合成要因については, 光合成有効放射と光合成速度との関係は, シンクとソースの能力に影響されることを示唆した.
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