2019 年 43 巻 3+ 号 p. 63-
幼児教育から企業での人材教育までの教育において,AIによって刻々と変わる社会の仕組みが変わり,文部科学省でも2014年から教育改革が遂行されているが,大人はこれまで受けてきた教育方法しかわからないため,今の固定概念や常識を一旦クリアにし,柔軟性を持つ必要性があると考える.一方的に教える教育から,自らが考えて創り出していける柔軟な人材の教育へと移行していくことがこれかの教育者には必須だ.しかし,企業においても教育現場においても新しい人材の育成や教育にどう対応していったらいいのかを模索しているのが現状.人間の行動は,意識的な行動は2-4%であり,無意識による行動は96-98%であるため,無意識下に働きかけることが必須である.
無意識の知覚や行動は,背骨にある自律神経系が司っているため,自律神経に働きかけるには振動(周波数)を活用するしか手段はない.そこで,幼児教育や企業研修に関わる教育者対象に,色・音・光を使った教材によってどのような変化が起こるかを実験した.