大学図書館研究
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論文
琉球大学附属図書館が担う出版会及び5つの事業
学術的な著作物の流通という視点での大学図書館変革
森 一郎赤嶺 良子大谷 周平徳元 美智子平山 沙希冨田 千夏上村 順一梶原 茂寿
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ジャーナル オープンアクセス

2024 年 126 巻 論文ID: 2174

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抄録
琉球大学は令和5年(2023年)7月5日付けで出版会を設置した。そして,出版会の事務は附属図書館が担当する。電子ジャーナルの普及に伴ってILL(文献複写)が減少したとされるが,情報の電子的な流通は更に進展し,これまで以上に図書館業務への様々な影響が予想される。それらの影響が,出版会を附属図書館が担当することで回避できるものではないが,出版会の設置と並行して,従来の図書館業務との連続性も考慮しつつ「今後の図書館」を模索し,他部署が担当していた業務の附属図書館への移管もしている。必ずしも大きな変革ではないが,琉球大学出版会設置と,その前後の琉球大学附属図書館の変革について述べる。
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2024 (c) 大学図書館研究編集委員会

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