日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
舌下免疫療法における口腔内症状に対する抗ヒスタミン薬の有用性の検討
近藤 佳代子山脇 一夫柘植 郁哉近藤 康人
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2019 年 32 巻 1 号 p. 49-52

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抄録
舌下免疫療法は季節性,通年性アレルギーに対する新しい治療法として期待される。小児にも導入できることで,今後患者のQOLの改善につながる治療法である。しかしながら,舌下にアレルゲンを投与するため口腔内症状を生じることがあり,添付文書には症状発現時は使用を中止検討するよう注意喚起されている。本研究で,2017年4月~2018年6月に当院小児科外来にて舌下免疫療法が施行された症例を後方視的に検討したところ,口腔内症状に対して抗ヒスタミン薬を使用しており,口腔内症状を原因とするドロップアウトした症例はなかった。長期に継続する必要がある治療法として口腔内症状の改善は必要であり,抗ヒスタミン薬が有用と考える。
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© 2019 日本小児臨床薬理学会
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