環境化学
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溶媒抽出法を用いる高速液体クロマトグラフィー/紫外分光光度検出による環境水中の含窒素環状化合物の分析法
北見 秀明渡辺 哲男北原 滝男石原 良美高野 二郎
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2004 年 14 巻 4 号 p. 855-859

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抄録

本研究では, 分析対象物質を含窒素環状化合物のピリジン, キノリン, インドール, アクリジン及びカルバゾールの5種類として, 高分子膜でシリカゲル担体を被覆した低表面極性のポリメリック型C18分離カラムを使用し, 汎用性の高い紫外分光光度検出器を用いたイソクラティックHPLC法による分析の検討を行った。また, 試料前処理として溶媒抽出を行い, その後にHPLCに注入し定量を行った。その結果, 溶媒抽出法とHPLC-UV法を併用することにより, これらの物質において各試料における添加回収試験の結果から, 試料前処理を含めて試料濃度1μg・l-1程度の分析が可能であることを示した。

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© 日本環境化学会
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