さいたま赤十字病院整形外科
2020 年 32 巻 2 号 p. 202-205
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寛骨臼骨折に対し待機期間を2~3週設けた亜急性期の一期的THAを経験した.症例は9例(男性6例,女性3例),年齢は平均62.6歳,6例で骨盤不連続性があった.インプラントは京セラ社KTプレートS®+セメントレスステムを使用した.術後は全例で術翌日から全荷重を許可できた.骨盤不連続性がある寛骨臼骨折でORIFでは関節面の整合を得ることが難しいと予想される症例や合併症などで手術を待機する症例において亜急性期THAは有効である.
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