船橋市立医療センター
2025 年 37 巻 1 号 p. 45-48
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77歳女性.頚髄症に対し頚椎椎弓形成術を施行した.術後22日に創部より排膿があり,術後感染と診断した.洗浄デブリードマンを行ったが感染は鎮静化せず,創部が離開し皮膚欠損が生じた.術後37日にCLAPと局所皮弁を行った.感染は鎮静化したがチューブ抜去後に皮下血腫が生じ,血腫除去とCLAPを行い治癒した.頚椎術後感染と皮膚欠損に対しCLAPと局所皮弁が有用だったが,安全性は今後も検討が必要だと考える.
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