岩手医科大学整形外科学講座
岩手県立胆沢病院整形外科
2025 年 37 巻 1 号 p. 49-53
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大腿骨頚部骨折のPauwels分類III型は剪断力により術後初期の骨折部転位進行,経過中の骨頭壊死,late segmental collapseなど合併症による再手術率の高さが問題である.今回われわれは4例の大腿骨頚部骨折Pauwels分類III型を経験した.固定材料は近位骨片を強固に固定できるASULOCK®を使用した.骨折部の正確な整復を行いASULOCK®を使用したことにより4例とも良好な骨癒合経過を得た.
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