日本肘関節学会雑誌
Online ISSN : 2434-2262
Print ISSN : 1349-7324
Ⅹ.スポーツ・野球肘
上腕骨外側上顆炎に対する局所麻酔下ドリリングおよびアンカーを用いた腱固定術3例の短期成績
名倉 直重見目 智紀小沼 賢治中脇 充章田澤 諒小林 明正高平 尚伸高相 晶士
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2016 年 23 巻 2 号 p. 346-349

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抄録

 緒言:上腕骨外側上顆炎3肘に対し局所麻酔下ドリリングおよびアンカーを用いた腱固定術を施行した.

 対象と方法:男性3例3肘.手術時平均年齢50.0歳,平均保存加療期間8.3か月,手術までのステロイド局所注射回数は平均3.3回(2回~5回)である.局所麻酔下にECRB腱起始部をドリリングし,その遠位をJugger Knotソフトアンカー2本で固定した.臨床評価はThomsenテスト,中指伸展テスト,fringe impingementテスト,MEPS,NRS,Quick-DASH scoreを用い,画像評価はMRIを用いた.

 結果:疼痛誘発テストは全例術後4週で消失.MEPS,NRS,QuickDASH scoreは術後有意に改善し,MRIの輝度変化は術後12週で3例とも改善した.

 考察:損傷部をドリリングし,遠位で関節包ごと腱固定することで損傷部の修復,滑膜ひだの安定性が得られ,良好な成績を得られた.

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© 2016 日本肘関節学会
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